作詞 八木沼丈夫
作曲 古関祐而
昨日は敵が寝た家に
今宵一夜は父も寝る
戦後の市はひっそりと
車の軋る音ばかり
日本軍は勇ましい
生きても死んでも戦った
微塵になれど戦った
馬も黙って戦った
耳はガンガンしたけれど
お前の父だ真っ先に
軍刀抜いて右左
斬ってまくったこの腕で
勝った奪った勝鬨だ
天皇陛下万歳だ
お前も拝んだ連隊旗
熱い涙が零れたな
戦死の兵を思う時
胸も裂けるが身一つを
捧げて嬉しつわものだ
国の鎮めのますらおだ
寒くなったよ風邪ひくな
お母様や先生の
仰るとおり勉強だ
御国の為に勉強だ
灯影も暗い蝋燭の
下で一筆走り書き
お婆様にはお前から
妹達にもお前から
今度の山西攻撃は
山と塹壕トーチカに
もぐらの様な敵だから
白兵戦だ突撃だ
手榴弾はポンポンと
花火の様に弾けたよ
迫撃砲はドンガンと
落ちて砕けた跳ね飛んだ
赤い夕陽の落ちて行く
新戦場で長城で
生きているさえ不思議さに
東の方を拝んだな
君は何でも知っている
父は安心しきってる
明日の追撃その前に
君の手紙をまた読んだ
作曲 古関祐而
昨日は敵が寝た家に
今宵一夜は父も寝る
戦後の市はひっそりと
車の軋る音ばかり
日本軍は勇ましい
生きても死んでも戦った
微塵になれど戦った
馬も黙って戦った
耳はガンガンしたけれど
お前の父だ真っ先に
軍刀抜いて右左
斬ってまくったこの腕で
勝った奪った勝鬨だ
天皇陛下万歳だ
お前も拝んだ連隊旗
熱い涙が零れたな
戦死の兵を思う時
胸も裂けるが身一つを
捧げて嬉しつわものだ
国の鎮めのますらおだ
寒くなったよ風邪ひくな
お母様や先生の
仰るとおり勉強だ
御国の為に勉強だ
灯影も暗い蝋燭の
下で一筆走り書き
お婆様にはお前から
妹達にもお前から
今度の山西攻撃は
山と塹壕トーチカに
もぐらの様な敵だから
白兵戦だ突撃だ
手榴弾はポンポンと
花火の様に弾けたよ
迫撃砲はドンガンと
落ちて砕けた跳ね飛んだ
赤い夕陽の落ちて行く
新戦場で長城で
生きているさえ不思議さに
東の方を拝んだな
君は何でも知っている
父は安心しきってる
明日の追撃その前に
君の手紙をまた読んだ