作詞 松島慶三
作曲 檮原良作
五峯翠巒一碧の
南支の海にそそり立つ
常夏の島海南島
合作戦の機は熟し
如月十日 夜を籠めて
海陸併び進撃す
海に黙して粛々と
征衣を払う夜半の風
雲間朧に照り渡る
下弦の月は清涼と
時は来たれり今ぞ今
敢死乗り入る澄遭湾
見よや朦艟波を衝き
護る船団幾十艘
一斉降ろす鉄船を
導き進む陸戦隊
月に映ゆるか鉄兜
陸地を目指しまっしぐら
漣蹴って荒波の
寄するが如く敵岸に
飛沫を浴びて躍り込む
肌に寒し暁の潮
息をも吐かず猛然と
先ず瓊山に突いて入る
ああ壮なりこの朝
海空陸を呼応して
敵の秀英砲台も
一挙に砕き南渡江
開く水路に軍艦旗
早翻る海口市
見よ南海の要衝に
いよいよ堅むる封鎖線
外庸懲の歩武高く
内建設の鐘の音
重ねてここに仰ぎ見る
歴史に光る金字塔
作曲 檮原良作
五峯翠巒一碧の
南支の海にそそり立つ
常夏の島海南島
合作戦の機は熟し
如月十日 夜を籠めて
海陸併び進撃す
海に黙して粛々と
征衣を払う夜半の風
雲間朧に照り渡る
下弦の月は清涼と
時は来たれり今ぞ今
敢死乗り入る澄遭湾
見よや朦艟波を衝き
護る船団幾十艘
一斉降ろす鉄船を
導き進む陸戦隊
月に映ゆるか鉄兜
陸地を目指しまっしぐら
漣蹴って荒波の
寄するが如く敵岸に
飛沫を浴びて躍り込む
肌に寒し暁の潮
息をも吐かず猛然と
先ず瓊山に突いて入る
ああ壮なりこの朝
海空陸を呼応して
敵の秀英砲台も
一挙に砕き南渡江
開く水路に軍艦旗
早翻る海口市
見よ南海の要衝に
いよいよ堅むる封鎖線
外庸懲の歩武高く
内建設の鐘の音
重ねてここに仰ぎ見る
歴史に光る金字塔